住宅エッチングガラス、バラの完成、納品完了です。
ベースはシルキーなくもり、厚さは8ミリ、W600xH500くらいに、庭で育てているバラをご希望。
バラもいろいろな種類があり、植物に疎い自分はじっくり観察しないと違う種類を彫ってしまいそうで、気をつけます。
サンドブラスト技法のエッチングガラスは細かい部分まで表現できます。
ステンドグラスのバラ参考例
エッチングガラスに比べると細かい表現は限度がありますが、ステンドグラスは主に色を楽しむガラスですので、様々な色ガラスを組み合わせます。
ステンドの場合、多くはデザインをデフォルメします。
おまけ
昨今、氷のバラの花がテレビなどで見ますが、最初に考えたのは先輩のHKさん。
もう25~30年前に帝国ホテルで専属氷彫刻を制作していた先輩のHKさんを近くの仕事の帰りに尋ね、自分は今ガラスの仕事をしている、と彫ったエッチングガラスを見せたところ、氷彫刻で独自の表現が出来そう、と氷の中にバラを彫る技法を確立しました。
色は雪状のものに食紅などを詰め込んでいます。
この写真はHKさんのではありませんが、その後様々な人が日本中で制作しています。
少しは自分も役に立ったかもしれません。