ガラスサイン・ミラーサイン

MK社のJちゃんから急ぎの仕事。急ぎの仕事は「とびこみ」と言っています。

ガラス自体は120ミリx150ミリと小さく、店名を表から彫って赤色を彩色。

色が固まるまでに最低24時間はかかるので、逆算して制作段取りを変えます。今回は穴もサンドブラストであけました。表彫刻なので深さは1ミリくらいにして、彫刻感を出しました。

表彫りの場合は、耐候性をアップするするために、色材の上にクリアなコーティングをさらに被せます。

 

ガラスやミラーをサイン的に使う場合はとても多いです。

写真はミラーの裏から彫って彩色ですが、多色ですと一色彩色してマスキングしてもう一色と手間と時間はかかります。しかもすべてハンドカットなので、気も使います。

完成するとカッコの良いミラーになります。

前回鉛筆の濃さを書きましたが、色鉛筆では今は「肌色」という名称は無くなったと聞きました。

今は様々な国の人が教室にいるので、黄色人種の「肌色」は適さないという事だそうです。

アメリカの基地が近いので、子供の頃からアメリカ人が多い地域で外国の人は見慣れていましたが、大阪万博時には初めて外国の人をまじかに見る子供らは、サインをねだったそうです。

気持ちはわかる。

自分も子供の頃は、外国の人はすべてアメリカ人と思っていました。HRさんはテレビでアメリカの番組がたくさん流れていたので、子供の頃は地球はすべて日本語と思ってた、と言っていた。