ガラス墓 (溶かしたガラス)

溶かしたガラス技法、熱を使うホットワークのガラス技法で、鮮やかなオレンジガラスを制作しました。

大きさは350ミリ丸、厚さは30ミリです。溶かしたガラスではこのくらいの大きさになると、徐々に冷ましていかないと、ピシッと割れが入ってしまいます。ですので溶ける温度まで徐々に上げて、さらに冷やすことも徐々に温度を下げて行かないといけませんので、制作期間はかかるわけです。

それに陶芸と同じように、出してみないと色が出ているかなどもわかりません。

溶かす技法は思った以上に難しいです。

色確認で時間的に可能であれば、サンプルを作って温度など記録を取ります。

こちらはオレンジガラスとはまた違う溶かした技法。

熱を使わないコールドワーク=サンドブラスト、エッチングガラス、ステンドグラス、積層ガラスなどと違い、熱で溶かすホットワーク技法はコールドワークとは違う、様々な経験データを冷や汗をかいて蓄積していきます。

どちらも出来れば変な汗、かきたくないんですけどもね。