深~い人里離れた山の中が好きです。深~いほど、わくわくします。若いころは仲間とお盆期間1週間ほど伊豆の山奥に毎年、籠っていました。
今回、金沢、富山から奥飛騨の深い山道を抜けて帰ろう、となり、漆黒の山道をクネクネと楽しみながら走りました。
「民家も店も何十キロも何もないにぃ、街灯すらなくて真っ暗だね~」なんて走っていたら、突然ストンとエンジンが止まった・・・!
色々調べても車は詳しくないので多分電気系統のトラブル、もうエンジンはまったくかかりません。
レッカー移動の電話しても、住所がわからん・・・目印何て皆無、しかも漆黒の闇。抜けてきたトンネルまで歩いて行って名前を見に行ったけども、真っ暗で見えない、やっと車が通って読めました。
HRさんとTU君がスマホ駆使して、やっとこさレッカー来てくれた。
「ウッウッウッ、ここでぇ~す」
発煙筒炊いてくれて、あたりが真っ赤。漆黒の闇に浮かび上がる電話中のTU君。
でも車は移動してくれるけども人は乗せられないので、って熊出そうなんだけども・・・
レッカーのお兄さんタクシー呼んでくれて「タクシーが来るまでいますよ」って、あ”じぃがどぅごぜぇ~ます。
HRさんとTU君がいろいろ電話しまくってくれて、こちらも頼もしくて助かりました。
自分はスマホでないので二人にお任せで、写真撮っておった。あっ、でもトンネルまで歩いて名前見てきたよ。二人が電話してるんで黙って見てきたんで、行方不明になった、と思われたけども。
結局、松本までタクシーで出て一泊追加して電車で帰ってきました。夕方には会社の目の前の車屋さんに、もう壊れた車到着してました。早い!
まあ事故ではなく故障で、ケガがなくてよかった。山奥なのにスマホが通じてよかった。
数時間大変だったけれども、これもいい思い出になると思います。