ステンドグラスのデザインで、住宅にハワイのイメージをご希望される方が多くいらっしゃいます。
確かに南国イメージデザインは、ステンドグラスの色ガラスではとても美しく、楽しく、明るくなります。
ステンドグラス材は淡色系が主流ですが、花や葉っぱなどは意図的に色が混ざっているステンド材を使う場合も多いです。
淡色系に比べて、よりイメージが広がりますし、喜こんでいただけます。
下のオレンジの花部分はまた違った技法、濃いオレンジを色付けしています。
ベースの白いガラスも透明感が少ない、オパールセントという種類。
ステンドグラスには大きく分けて、透明感があるタイプと透明感がないタイプの2パターン。
外の光を取り込む場合は透明感があるタイプ、内部照明で照らす場合やステンドランプの場合などは、不透明な色ガラスで中の光源が見えないタイプ。
ですので遠くて現場に行けない時は、設置状況など詳しく打ち合わせませんとまずいです。
花などの場合、ベースがクリアなステンドグラスが主流ですが、背景が見えないように、でも明るくの場合、下の写真のように乳白のガラスも素敵です。
背面の景色が遮られ、乳白色は知的なイメージになります。
現在、ハワイアンステンドが3枚、打ち合わせていますが、1枚は波のデザインで楽しそうなステンドが出来そうです。
ヨーロッパで生まれたステンドグラスですが、日本独自の方向へとなりました。アメリカはまた違う方向、イメージは現代美術的な方向へと行っています。
ハワイでは、ハワイ文化のデザインや過去の王朝の人物などがメイン。
ステンドグラスの組み方も大きく分けて、2種類。これは機会があれば、また。