カラーエッチングガラス(建築・店舗カラーアートガラス)

色付け、彩色カラーエッチングガラスを制作中ですので、資料で以前に制作した彩色エッチングガラスの平彫りという仕様のご紹介。

版画のような和風彩色エッチングガラスです。このような場合は、看板のように裏から光で煽るので、ライン部分が黒いです。ですので、全面黒のカラーガラスを使い、ラインを残して裏から色を着ける部分を、サンドブラストで黒色を剥いていきます。

あとはマスキングして、色の調子を出しながら1色ずつ彩色。

このような仕様はきれいに色を着けるよりも、版画のようにムラがあったほうがあたたかい仕上がりとなります。江戸の版画の原本みますと、いい感じにムラがあり、版木の年輪までわかります。

こちらは裏から平面でサンドブラストでミラーを剥いた部分に黒を彩色。

この場合、光は入れませんので、黒はベタ。

LPジャケットの写真から彫刻にしましたが、LPジャケットリアル世代なので、大好物。

1960~70年代のLPジャケットはアートとして、ひとつのジャンルになっています。やはりCDよりも大きな面積なので存在感、所有感が満たされて、非常に面白い時代に多感な時期を過ごせた事がありがたいです。

LPジャケット、アート的にお勧めはいっぱい。

中古のLPやCDは東京、横浜よりも大阪、日本橋のほうがレアなものがあり、しかもお手ごろ価格ですよ。