店舗・住宅アートガラスの陰影(建築アートガラス)

アートガラス、特にサンドブラストやエッチングガラスの分野で、建築全般の彫刻物には可能な限り、彫刻したあとに陰影加工をしたほうがより立体感と高級感が出ます。

サンドブラストで彫刻したままの状態は、全体的にはケシガラス状態の白っぽいままですので、一生懸命彫ってもインパクトさが乏しいままです。ですので、もうひと手間、ふた手間の陰影加工で濃淡を出せば、クオリティーが上がります。

慣れてきますと、陰影加工をおこなわないと気持ちも完成、って思えません。また手間はそれほど負担にはなりません。

こちらの依頼者のご希望、有名なモチーフのエッチングガラスは陰影をかけないと、ほぼ真っ白。また打ち合わせて部分的に淡く色を着けたので、より妖艶さが出ました。

陰影加工の効果がよりわかるサンドブラスト。

真っ白な状態に彫った部分を陰影加工。

しかし、唇って体のパーツで一番難しいです。何度、やっても難しい。

週末はどこかの海岸で順番に花火大会の季節なんで、ド~ンド~ンと聞こえてきます。若い頃は仲間達と意気盛んに、明け方まで騒いでました。若いって才能です。

このごろは混んでたりで、見に行かなくなってしまいましたが、遠くから聞こえるあの音は、なぜかワクワク、ドキドキ感が出てきます。

遠くの空が光っているのを、ひとりで夜見ると、哀愁感もあります。・・・いいものです。