ガラスサイン(建築・店舗ガラスサイン)

ガラスサインで検索しますと多くは表札関係がヒットしますが、当工房は建築、店舗関係の大きなガラスサインがメインですので、表札は言われなければ制作していません。自宅なんて小さなテプラですもの・・・

芦ノ湖畔のレストランのガラスサインです。ガラスサインと装飾的なエッチングガラスの両方の使い方をしている例です。

デザインでは海外のインテリア本の写真などからデザインすることがありますが、英語は比較的にカッコ良くまとまってくれます。難しいのは日本語、ひらがな漢字。

日本語は習字のような流れのある形はカッコが良いのですが、ノーマルな日本字の形は本来の知らせる、という機能が優先されます。

シティホテルのルームプレート。10センチ角の輸入ガラスに彫刻して、金粉を入れています。

この大きさですとガラスも軽いので強力な両面テープで安全に付きますが、下地の状態には気を使います。凸凹だと下地を補強しないと弱いです。

昨今の両面テープはいろいろな種類がありますが、超強力とあっても容易に考えないほうがいいっす。付く素材同士や外部か内部か、厚さやテープの色まで、悩んで選択するくらいがベスト。

厄介なのは、付いたとき確認して強度があっても、時間が経過すると弱くなってしまうことを回避しなければいけません。大きい注意点は下地の凸凹と湿気、そして重力。

またイメージ以上に使う長さは多いと言う事。10センチ角四方で40センチ、30枚で1200センチ、12mは最低必要。

この間のガラス墓誌のときなんて200m以上必要で、ホームセンタでは10m巻は扱いが少なく、あっても割り高と在庫数がないので、こういうときはプロ用材料の問屋でないと厳しいです。

ミラーを壁に張る場合は両面テープではなくてミラー用両面マット、厚さは3ミリあり厚いですがスポンジ状でクッション性はあり、ものすごく強力。もっとも貼るときのには速乾ボンドで下地強化をしますが、慣れれば容易な技法。

ミラーマット、50cmX90cmくらいのシートを用途に合わせてカットして使います。一度付いたら剥がすのは容易ではないくらい。カットする形と張る形は縦長、横長では重力に弱いので重力に強い、縦長。

ですのでミラーを貼る住宅の方が見ていて、他のところにも使えるので差し上げると喜ばれます。お店では売っていませんので。