立体仕様エッチングガラス(工芸エッチングアートガラス)

肉彫りという言い方があまり好きではないので立体彫りと言っていますが、立体彫りを時間と手間をさらにかけると工芸仕様となります。工芸仕様は予算的なことは気にせずに、表現することだけにエネルギーをかけていきます。

立体彫りの場合は、まず最初に全体のシルエットを膨らんで見えるように彫ります。それから細かい部分を新たに彫刻していくようにしますので、マスキングテープも何度も何度も貼り変えて彫っていきます。今回は300回くらい。

3月になんとか間に合わせた立体工芸エッチングガラス。大きさは60cmx60cmほどでそれほど大きくはありませんが手間はかかってます。

特殊なミラーの周りをニカワで剥いて、10ミリガラスに彫刻したカワセミと重ねて額装しています。額がカタログとイメージが違ったので、額まで細かく彫刻しました。ですので額もオリジナル、額だけで1日かかってしまった。

カワセミの羽毛や木の質感もがんばります。陰影もがんばります。

かなり長くお休みしていた展覧会用ですが、お声をかけてもらったのをきっかけにまた作り始めました。KAのOTさん、ありがとうございます。このカワセミは「英国王立日本の美術」でロンドンへ旅立ちます。

しかし完成しても毎回、反省点は必ず感じるものです。そして建築アートガラスの合間に制作するのでちょっとぐったり。

次の展覧会は 「ウイーン国際平和美術」 オーストリア会場のシェーンブルン宮殿、写真で見るとお城じゃん。オイラ自身には場違いな空間。

5月の締め切りまでには、がんばります。