2枚重ねのエッチングアートガラス2(店舗アートガラス)

後ろ面のエッチングアートガラス5枚を設置し、前面のガラスの設置です。

後ろ面のガラスはまだクリーニングは容易なので、時間的もスムースに設置できました。今回は納まりがデザイン的に、上下でガラスをとめて左右はハイクリアコーキングだけでとめる仕様なので、左右のクリアランスは各2ミリほど。細い空きのほうがきれいです。

ガラスの隙間を埋めるコーキング材は白やグレー、こげ茶や黒がメインですが、クリアという種類はクリアではなく乳白色です。クリア感が強いものは、ハイクリアという種類を使いますが、これが他のコーキング材に比べて、価格が10倍も高い。

コーキングの色は限られてあまり多くの種類はないですが、赤や青が欲しい場合は100本単位で、時間をかけると特注してくれるそうです。ただ数十年の取り付けで、我々は一度も特注色は使ったことがありません。

室内のアートガラスの設置にはけっこう使いますが、他のコーキング材ですと道具屋さんやホームセンターで入手できましが、ハイクリアは問屋さんのルートでないと、まず扱っていません。東急ハンズにあるようですが、価格は20倍。そもそもハンズ、近くに無いし。

2枚目のアートガラスが重なるとデザインもより豪華さが出てきました。

 

蓋をしてしまうと内面はクリーニングできないので、仮設置して一箇所のアートガラスに5名が集合。1名はガラスを斜めにして支えるので、4名がクリーニング部隊。

ガラスを限りなくきれいにすることは、かなり大変です。ご自宅の窓ガラスを拭いてみて、きれいになったと思っても朝日があたると拭きムラが目立っちゃう。ウエスも小さな糸くずが残っちゃう。いまは科学雑巾やクリーナーがあるので、以前よりは助かります。

さてあと4連仮設置してクリーニング、がんばりましょう。