住宅用のアートミラーの仕事がたまたま5件続きます。
流れるラインに流れるスワロスキー、このデザインが上下に入りマンションの玄関に床~天井で設置。
床から天井までミラーを設置すると、映りこみ効果で玄関は倍の広さに感じられます。しかし取り付けるときにはミラー高さ寸法は天井から3ミリ空きで納めるようにするので、寸法、取り付けもプレッシャーがかかります。スプリンクラーや照明など、出っ張っていることがあるのでそのままでは立ちません。
床~天井の長いミラーを廊下で立てるときにもコツが入ります。運ぶときは横長ですので、それを縦長に立てるときは対角の寸法が影響してくるので、そのままではまず立ちません。簡単にいうと回すようにすれば立ちます。
もうひとつの注意は、マンションなどでは搬入するエレベーターの中の寸法を図ること。斜めでも1センチ余裕があれば問題はありませんが、持って行って入らなかった場合は階段手上げになっちゃうんで注意。高層マンションなんて考えただけでダウン。今回は13階なのでエレベーターがありがたい。
ですので採寸打ち合わせ時に入らないとわかれば、アート的に分割提案ができます。
注文された方のイメージを表現できたようで、良かったです。
こちらはハワイが好きな方からのリクエスト。
周りをオリジナルの細かい模様の彫刻とそしてスワロフスキー。いつも書くように他社さんとの違いを出したいもので。そしてスワロフスキーの材料はスワロフスキージャパンさんとのパイプがあるので、心強い。MUさん、いつもお世話になっています。
特にクリアミラーは映りこむので、スワロフスキーを綺麗に接着する技はコツがいりますよ~。市販のガラス用2液の接着ではまず無理。厚すぎる事と、はみ出すのでミラーに映りこんで倍、汚く見えてしまいます。
透明ガラスの場合でも反対面から丸見えなんで、本当にクリアで接着しないと建築関係では通りません。
手間はかかりますがこの細かい模様、オリジナルですがかなり好きっす。上品になります。我々の言い方だと「頭良く、見える」です。
画素数、荒いままのボタンを直し忘れていたんで画素が荒いです。気がついたときには、もう出荷されちゃってました。
「ボォ~と生きてんじゃねえよぉ~!」・・・チコちゃんに𠮟られる。