天女エッチングガラス(建築・フューネラルアートガラス)

寺院の天井画の天女4人をワイド1200ミリの4枚のガラスにサンドブラストで彫刻し、陰影加工中のエッチングガラスの1枚。

この天女さん、かわいいです。このような和のテイストは制作していて和みます。昔見ていた日本昔話のような。そういえば常田さん、亡くなってしまいましたね。心地いい語り部の方でした。

この天女4人が横一列に並びます。施工は当社ではないのですが、ぜひ完成したものを写真に撮りたいと思います。

仏像などの顔の後ろにある輪、ここをすべてケシしまうと顔が背景と一体化してしまい弱くなるので、そのような場合はボカシの技法を使って、中心を透明にすることで顔が自然と見えやすくなります。

最近は昔にメディアで楽しませてくれた方々の訃報を聞くようになりましたが、寂しいかぎりです。本当のタレント=才能の方々が多くおりました。映画の「社長シリーズ」や「クレージーキャッツ」の映画なんか今見ても、素晴らしい。「寅さん」なんて涙、出てくるもの。

テレビがまだ元気で面白かった時代、深夜ラジオや週刊誌の平凡パンチ、プレイボーイ、月刊誌のGAROやポパイ、ミュージックライフなど、若者の文化に多大な影響力があった時代。

音楽も人が作ってる感がたっぷりな時代、1960年、1970年、1980年代を話したら、もう止まらないくらいな面白い時代。

そのような時代を多感な時期に生きてこれた年代に、感謝。というか、あの時代のまま止まってる感は自分の中にあります。そんなときはあっちの世界にワープ。

「自由なものは心の中のもの想い、目を開く以外、止めるものはない・・・」