ぶどうのエッチングガラス(建築店舗エッチングガラス)

ケーキ屋さんの入り口、両開きの2枚の自動ドアにぶどうのデザイン、エッチングガラスです。AP社さんからのご依頼で無事に設置完了。デザインは施主さんからの指定でした。注意点は茎を質感あるように、細かい凹凸をつけること。

全体に青いのは、工事中の駐車場に雨よけのブルーテントを貼っているためです。テントの下では床にタイルを張る作業中。ですのでテントの下は暑い。まあ、アートガラスを取り付けに行く現場の多くは、エアコンも取り付け中なので暑いのは覚悟しなければなりませんが、今年は暑すぎ。「命の危険がある暑さ」ってメディアが言い出しました。

現場で植木屋さんの親方が「今年は暖房、効き過ぎ」と。その言葉聞いて、職人のタフさを感じますバイ。

今、CO2止めても2050年まで気温は上昇するそうダス・・・

ぶどうのエッチングガラスはリクエストが多いですが、葉っぱの形など依頼された方の好みがあります。下の写真はかなり前に彫ったものですが、こちらは葉っぱがこのような形のご希望でした。

ぶどうの場合は、葉っぱに凹凸を出すことで立体感が出ます。実も限られたガラスの厚さ内で丸く彫るように心掛けます。こうすることで、かわいい印象になります。あとはツルをしなやかにすること。ツルはアクセントで重要です。

 

先日 打ち合わせに伺った玄関にぶどうの照明がありました。ぶどうの実は一個一個、ガラスです。葉っぱは金属。いろいろな色ガラスでとても素敵でした。高さは1.5mくらいと立派。まあ、玄関だけで15畳くらいあったけれども。

お高そう。壊したら、溶かしたガラスを使ってのホットワークガラスは自分らの得意分野ではないから近づくのはやめましょう。