ワンポイントのステンドグラス 2(建築住宅ステンド、アートガラス)

アートガラス関係で良く知られているのが、やはりステンドグラスです。エッチングガラス、サンドブラストは主に店舗など大きい場所関係が主流でしたので、認識度はまだまだ未開拓な分野でもあります。その分、開拓する可能性は秘めているということでもあります。

よく住宅でのステンドグラスは大き目の面積でなければ、質問などしにくいのですが・・・という方がいらっしゃいます。

下の写真のように階段の窓からお隣の家が気になるので、目隠しを兼ねてステンドグラスでプライバシーを守りながらアートする、という使い方はもちろんですが、30センチくらいのステンドグラスでも空気感は変わってきます。

この極楽鳥花のステンドは40cmx30センチでした。シンプルな白い空間に色を多用したステンドグラスを設置することで、より空気感が南国になりました。

下の写真はステンドグラスを設置する場所がないが、ステンドグラスを飾りたいとのご希望で、30センチ角のステンドを窓辺に吊るす仕様でした。色味はあえて渋めというリクエスト。

この方法をサンキャッチャーといい、アメリカではけっこう吊るしているご自宅があります。

我々は小さなアートグラス関係もおこなっておりますので、お気軽に。

逆に他の工房さんでは1枚物では制作不可という大きさのステンドグラスやアートガラス関係もがんばっています。こちらは主に店舗や建築関係でのステンドグラスになりますが、住宅では逆にあまり大きいと、他のインテリアとの調和とバランスが合わなくなってくるので、住宅での大きな面積のステンドの場合は、部分的にクリアなステンド材を組み合わせたり、クリアなステンド材のみで組んだりします。