アートガラスの本場 チフーリ

アートガラスの本場、アメリカでの写真です。

なに? これ? ってなりますが ガラスの花です。 一個が30センチ~50センチもあり、しかもなんと天井についてます。  

まず日本では地震や安全上、この方法はやりません。 提案しても無理。

作者は有名な「デイル・チフーリ」というアメリカ最初の人間国宝です。 この人のすごいところは事故にあって、片目で片腕も自由に使えません。

事故にあい、そのような状態でしたら、まず仕事をあきらめるでしょうが、この人は自分の右腕の人の後ろに立ち、言葉をかけながらガラスを吹いてもらって、制作しています。

まさに右腕の人がいるわけです。 それを知った時は、感動と勇気をもらいました。

ガラスと言えば、ヨーロッパというイメージですが、アートガラスは現代アートと同じように、アメリカが本場。 世界一、あそびの天才のアメリカ人たちは、作るほうのパワーも使う方のパワーもものすごいです。

この有名なチフーリのアートガラスのシリーズは、箱根のガラス美術館や名古屋のガラス美術館、そしてHRさんが言ってましたが、宮崎のシーガイアホテルにもあるよ、ということでした。

因みに写真は、ラスベガスのベラージオ(ホテル)のフロントの天井です。

機会がありましたら、見ることをお奨めします。 きっと、欲しくなりますよ。 仕事柄、驚いてばかりはいられずに、どうやって留めているんだ? と観察するわけです。 このような分野が違う作品も必ず、自分の仕事に役にたちます。

どうやって留めてるかは、ご自分で見に行くとよいですよ。

機会がありましたら、ヨーロッパのアートガラスの紹介をします。 オイラがステンドグラスを作ってみたい、と思った1枚もぜひ、紹介したいです。