ウイリアム モリスをベースにした、花柄のエッチングガラスです。
洗面部分の扉ですので、ベースはくもりガラス、いつものようにシルキーで細かいくもりのガラス材を使っています。
エッチングガラス扉、左が完成してこれからクリーニングするところ。 そして右がドアに取り付けたとこです。
まわりの飾りラインには金粉使ってます。
小さなガラスには小花のデザインで、メインのガラスには今回、大胆なデザインを提案させていただきました。
デザインで、大胆なものは失敗すると無残になりますので、けっこう覚悟が要りますが、オーナーはじめ、責任担当者の方たちに気に入っていただき良かったです。
細かいケシ、例えれば普通のケシのフロストガラスが木綿豆腐だったら、ソフトフロストは絹ごし豆腐、そんな感じ。
でも豆腐は木綿好きです。 食べ物は歯ごたえがあるのが好きです。
テレビで、肉も口に入れると溶けるほど柔らかい、なんて聞くと 「じゃー、食った気しねーじゃん」 ってなります。
でも、オーストラリアのサーファーズパラダイスで食べたTボーンステーキは、こげた木を食ってんのかと思うほどメチャクチャ硬かった。 あれ、硬かった食い物ナンバー1。
その時食べた10センチくらいの いも虫、(芋じゃなくて虫です) よくテレビで原住民が食べてる太っいやつ、キモい度食い物ナンバー1。
HRさん 思わず立ち上がり 「ひぇ~、どんな味?」
オイラ 「ん~・・・虫・・・」
この陰影、グラデーションがいいでしょ。 グラデーション加工、するとしないではまるっきり評価が違ってきます。
もちろん、彫刻自体も立体的に彫ってますが、光の入り方のみでは、これほど陰影は残念ながら出ません。
この陰影、グラデーションは国家機密くらい、我々には重要。