起工式

先日、今年いっぱいの計画での仕事の起工式パーティに出席しました。

100名以上いるので目立たないように、と端の席を探していると、施主から「ここ、ここ」と案内された席はメインの円卓席・・・ケロッ!?😦

宮大工棟梁や日本建築設計家、左官屋の棟梁などと同じ円卓、ケロケロ😑

話が進んでいき、皆さんガラスという素材に興味がおありなようで、様々な質問に回答でき、良かったっす。

面白い話は左官屋の棟梁が仕事依頼の電話が来て、「宮内庁ですが」、このご時世詐欺電話と思い「嘘をつけ」との話、仕事を進めていくうち、「イヤー、宮内庁の人の話し方は我々とは違い、分からん単語話すんですよ」

公家言葉ですから、職人言葉とは違う。逆に言ったら、あちらは職人言葉はわからないわけで。自分は職人言葉なんで、皆さんのお話はよく分かりまっす。

帰りに駐車場までブラブラしてたらビルは建ってるけども、ここは50年前に大学受験で来た通りではあ~りませんか。もっとも親の希望だけで、大学に行く気が無くデザインの勉強をしたかったんで、受験結果すら見に行かんかったけど🙄

というわけで、デザインには反対だった今は亡き父からの支援はなく、バイトしてデザイン学校へ通ったことは、振り返ると良かったと思います。そう感じなかったら、今までの時間を否定してしまいますしね。それに戦争体験者の親心も今ではよーく分かります。

50年前のあの時のノンポリの青年、なんとかやってますよ、父さん。