金彩加工中

2枚目の鳳凰、金彩しています。佐賀県に設置されます。高さはそれほどでもないのですが、長さが2,7mほどあります。

金色をガラスに彩色する場合、市販の色材ではガラスは色が浸透しないので、剥けてしまいます。ですのでガラス表面にくいつくような色材でないと、無理。色材専門メーカーへ注文しないと、まずお店では売っていません。

金彩も金粉の他に全部で4種類の剤を混ぜて使います。混ぜるのは基本、感覚、慣れるまでうまく色が乗ってくれません。金以外の色も同じ。彩色は予想外のことが起きやすいので、難しいです。

外気温や湿度でも混ぜ方が変わります。溶かしたときの色の質感を感じて、決めます。

金彩の前には、まず彫刻。

色が固定するまで、最低24時間、理想は72時間、ですので行程を組んで土日の時間を有効に使うようにしたいのですが、仕事が混んでくるとそれもまま、なりません。

話違って、今年は昭和99年だそうです。来年が昭和100年、昭和、平成、令和をきちゃって、西暦でないともうよくわからんようになってしまったっス。🙄