エッチングガラスとステンドグラス

年明けに向けて佐賀県に鳳凰のエッチングガラスに金彩加工があり、これからデザインです。

エッチングガラス(サンドブラスト)とステンドグラスの表現方法の違い、エッチングガラスはピースごとに彫っていくので、細かい表現が可能です。基本は無色、それでは表現が弱いので陰影加工をします。

参考例で、それぞれの技法の鳳凰と牡丹の一例。鳳凰は様々な形があります。

陰影仕様、陰影あるとなし、では雲泥の差があります。背面が暗っぽいほうが引き立ちます。うろこ状の模様って、実はちゃんとデザインしないとなりません。結構自由に彫っている人いますが、うろこには決まった法則があります。魚のうろこ見て、勉強。

ステンドグラスは細かい表現は不得意で、色彩での表現が中心となります。背景は明るいほうが引き立ちます。

最終的には、お好み。

アートガラスと言えば、多くの方はステンドグラスの印象で、エッチングガラス(サンドブラスト)はまだまだ認知度がとても低いのも、事実。

そしてサンドブラストはケシガラス状態の認知度で、深く立体的に彫るエッチングガラスはまだまだステンドに比べると、まだまだ知れ渡ってはいません。

ですので、立体彫刻から入っている我々は、平面のガラスにいかに立体的に見えるか、毎回の課題です。