彩色桜エッチングガラスサイン(住宅アートガラス)

長野県の別荘の入り口にリクエストの、彩色エッチングガラス。

黒い木材の板に、ガラスをステンレスの留め具で固定する仕様です。今回は送って現地の職人さんが設置してくれるので、分かりやすいように「UP」の印テープを付けます。送る場合は説明図、プラモデルの組み立て図のような漫画を書いて同封します。

彩色の場合は、発色が良いようにガラスは高透過、ハイクリアガラスを使います。特に白は普通のガラスでは薄いグリーン色なので、白くなりません。外部彩色の場合は、色に紫外線防止剤を入れます。

説明書を入れたので、スムースに無事に設置出来ました、とオーナーから連絡いただき、職人さんが、「ガラスでこのようなものは初めて見ました。」とおっしゃってくれたそうです。一般店舗では売っていなく、その方のオリジナル特注品ですからね。

本日打ちあわせにお伺いした設計、デザイナーの方も「もっと早く知り合いたかった」と言ってくださり、「営業マンがいないので、すみません、地下に潜ってて」

営業と制作は必ず衝突し、それもお互い正論なので、当工房では今後も営業マンはいません。自分が営業すれば、と言われますが、営業の才能と素質があったら、ガラス屋にはなっておりませんわね。

朝から川崎~原宿~横浜へと1日中、3件の打ち合わせでしたので、もう仕事は明日にします。

「明日のことは、明日の自分に任せた」