エッチングガラスとステンドグラス

エッチングガラスまたはサンドブラストの彫刻とステンドグラス、2種類の仕様で悩まれる場合があります。

エッチングとは本来、銅板を腐食させて技法をいうのですが、ガレなどガラスを腐食させる技法が砂で彫る、サンドブラストの呼称になっています。

サンドブラストは従来ケシ加工で深くは彫っていなかったので、深く彫るエッチングという呼称が業界では一般的になったと思います。39年前に業界に入った時からもうエッチングガラスという呼称でした。

エッチングガラスの特徴は、細かい表現ができること、深く立体的に彫刻できることなどがあります。

ステンドグラスの特徴は、細かい表現は限界がありますが、色とガラスの質感で見せる技法です。

細かい表現がしたい場合は絵付け、教会などのあるようなガラスに絵をかいて窯で焼く技法になりますが、特殊的な技法なので、通常ではあまり作りません。

洋菓子、和菓子をテレビで美術的に取り上げていましたが、例えば桃の菓子は、

洋菓子は桃、そのものの味を追求する、和菓子は味ではなく、桃の形を追求する、とのこと。

う~ん、ためになったねぇ~、ためになったよぅ~。