スワロフスキー階段(結婚式場アートガラス)

25年お付き合いのある結婚式場の、銀座店に打ちあわせ。

こちらの階段は12年前、東日本大震災の時でした。階段のガラス間仕切りは平らなものは街中ではよく見ますが、曲がっているタイプはなかなかありません。理由はガラスを強化にするため、ガラスを曲げてから強化加工が手間と難しさがあるためです。この曲線は数字では出せなくて、原寸型を取りました。3ミリ狂うとだめなのでめちゃくちゃ難しかったです。

寸法を拾い出し、曲げ強化ガラス制作に約7週間、表面にスワロスキーを約10000個接着に1週間ほど、合計2か月かかった記憶です。

12年経っても、光の角度できらきらしてきれいです。

新郎新婦が扉から登場の時は、部屋の照明を落としてスポットライトで照らすので、よりきらきら感が出ます。

銀座は海外からの旅行客が結構いました。また湘南では学生さんが受験終わりや卒業での旅行と桜シーズン、プラス3年間のコロナ明けで、人がいっぱいです。

「受験と戦った18歳、アメリカと戦った81歳」

「自分探しの18歳、皆が探してる81歳」