鉄枠色ガラス象嵌

鉄枠にステンドグラスのガラスだけを入れる事があります。

この場合、面積が小さいのでガラスを留める枠(少なくとも5ミリ厚)を作るとガラスが狭くなってしまうため、枠なしで留める仕様を求められます。

出来上がっている鉄枠からガラスを1辺1,5~2ミリほど小さくカットして、枠に象嵌していきます。象嵌はけっこう手間仕事。大切なことは面を揃える事。凸凹だと気持ち良さが出ません。

固まるまで二日は動かせません。ですので象嵌作業は基本工房内で行い、出来たものを設置。たまに鉄枠大きく重い場合は、現地で建てた状態で象嵌。でも作業は3倍は大変。

細くても前後でコーキングすれば、台風でも大丈夫。

留める枠がないことで、すっきり感が出ます。また冷たいイメージの鉄に暖かさが出ます。

ガレージの扉に渋い色、グリーン系とクリア系の色ガラスを象嵌。

葉山で有名なプリン屋さんの社長ご自宅。優しいご夫妻、このお店のプリンはとても美味しく、季節やテーマで違うガラス容器、集めてる方もいます。