ガラスを窯に入れて、高温で溶かしたガラス。
大きさはワイド40センチ、高さ50cmほどで上部がアールです。このような場合は、原寸の枠を作り、その中に細かい色ガラスをひき詰め、溶かします。
溶かすのにも徐々に温度を上げ、溶けたら徐々に温度を下げることをしませんと、割れます。
今回は厚さ20ミリの色ガラスの前に20ミリの透明ガラスを当て、周りを防水することで厚い1枚物のガラスが完成。ここまで打ち合わせから3か月ほど。文字がガラスとガラスの間に彫ってます。
溶かすガラスは時間が必要です。
溶かすときはそのままではガラスがくっついてしまうので、下に剥離ペーパーを敷きます。ですので表面はツルツルで、裏面はこの様。
試作での溶かしたガラス。
青ガラスでも種類でこれほど違います。
溶かすガラスは大きいほど厚いほど、非常に難しいです。