氷彫刻 2022

明日は関東地方も雪かも、と言っています。氷彫刻の仕事をしていた時は寒いほどうれしかったですが、今、おいちゃんは寒いのは苦手になりました。

毎年恒例の神宮での氷彫刻展、KS君が優勝とのうれしい連絡がありました。今までにない方向性でとても好きです。大きさは2mくらいでしょうか?東京の真冬の夜と言っても氷彫刻には暖かいので、ここまで審査時に細かく仕上げてくるのは素晴らしいです。

 

そのあとに行われた長野県松本城での氷彫刻展、KS君は銀賞、東京よりも温度が低いのできわどく攻めていますね。夜中に彫って明けた日でしょうが、松本城を背景に氷が美しいです。やり切った笑顔がいい。

このデザインも新しい方向性で素敵です。ワニの歯も彫ってますね。今までにないデザインを攻めていってほしいです。応援しています。

 

彼が仕事で彫った氷の虎、なかなか精悍でこれも素敵です。

氷彫刻の世界で若い人たちが挑んでいるのは、うれしいことです。

若いころは賞レースになかなか入れずに焦る気持ちもいっぱいですが、この年齢になってわかることは、

「大器は晩成でなければ、なれない」という事。

ガラス彫刻の世界が少しでも氷彫刻に役立つのであれば、遠慮なくこれからも声をかけてください。