海亀のエッチングガラス、完成。
今回は2匹の海亀が微笑ましいデザインで、和みます。
海亀は愛らしいですが、目をよく観察すると結構やばい目つきをしとります。そのままリアルに表現するよりもつぶらな瞳にデフォルメしたほうがよろしいかと思います。
60cmほどの大きさ、先方から届いたガラス材は強化ガラスでしたので、破損防止で深くは彫れません。でものっぺりしたくないので、質感と陰影で表現し、浅いけれども立体感があるように頑張ります。
このような微笑ましいレイアウトに題名をつければ、アート作品になる要素もあります。ガラスに限らずアート作品の題名は、作品全体の半分以上のインパクトがあると思うので、各作家さんは様々な題名をつけます。
例えばこのカメさんに、「なかよし」と題名つければ、子供は分かってくれるけれども、大人はふ~ん、としか見てくれない可能性があります。
「Wish 願い」や「希望」「平和」などは考えやすい題名ですが、自分はちょっと広がりが弱く感じちゃう。
自分だったら、と今考えて、
「Melody ~やさしく歌って~」
海亀は歌わない、って言う人はほっときます。亀さんに自分を投影出来ます。
「忘れていた朝」
朝の海の光景での微笑ましいシーンなんだな、見る方の気持ちが忙しい日常から久しぶりに落ち着くな、などとイメージを広げてもらえます。
ですので作品の場合は題名がかなり重要、もっとも自分は作家ではないので滅多に作品は作りませんが。10年に1~2回くらい。
・・・偉そうに感じましたら、ごめんなさい。他意はありません。
言葉は言葉のプロ、作家や作詞家から学んでいます。
「カフェオレ」おしゃれです。
カフェ=コーヒー、オレ=牛乳と一緒=コーヒー牛乳、それを言っちゃぁ、おしまいよ。
題名、商品名、大事。