ワイド300ミリX高さ1800ミリくらいの幾何学デザインステンドグラス、設置しました。
幾何学デザインはシンプルながら名脇役的で、また様々なガラスの種類を使うことで変化があり、楽しいデザインです。人それぞれで好みの色ガラスなどを組み込みます。
取付前のFIX窓、ここに押縁を切ってステンドグラスを設置します。今回は木ですが押縁をカットするのはコツが要ります。寸法通りにカットすると隙間が空きやすいので、プラス1ミリほど大きく切ります。
取り付ける場合は、中央を弓状にして設置すると少しきつめで隙間もなくなります。
押縁を切るときはスケールで測るよりは、長い現物を当てて鉛筆で線を描くと間違えにくい。
なんせ、現場には押縁材の予備はありませんので、慎重に。
今回は取付の80%は押縁を作る作業でした。
このようなデザインの場合、ステンドの鉛線を細いと太いの2種類を使い、見たイメージの変化をつけます。1種類の鉛線だと、デザイン的に面白くないと思いますのでね。
空間にステンドグラスが入ることで、全体の空気感が変わってきます。
色ガラスは夜でもきれいな、半透明色、部分的に透明カットガラスを使い、昼間は光が屈折して楽しいです。