蓮のエッチングガラス、彫刻して陰影加工中です。
今回は背景にラインが流れて、一部は細かい模様が入ります。横に約10m並び、ガラスの間の空き寸法が同じ寸法ではないので、こういう場合はアナログ的に紙に描いた縮小図を都度、チェックしていきます。
全体にラインが流れるので、横のガラスを並べてラインを合わせます。ライン合わせて彫刻で丸一日かかります。
何人かで作業するので確認したつもり、では間違えることがあります。頭で考えるよりも実物で作業したほうが安心確実。
高さは83cmでこちらはワイドが1,2mの真ん中設置されるエッチングガラス。
こちらは左右5連装計10枚で並ぶ、ワイド80cmのエッチングガラス。
左が彫刻のまま、右が陰影加工したガラス。
合計11枚、陰影加工完了後、マスキングを剥いてクリーニングに入ります。
11枚、10mくらいですと、マスキング向いてクリーニングで2名で半日かかりますので、その分も制作時間として予定しておかないと、納期に追われて慌てちゃいます。
しかも今回は山梨県甲府なんで時間的には余裕が欲しいので、出来るだけ段取り良く効率が良いようにしたいわけです。
・・・が蒸し暑さで、動きが徐々に鈍くなってきとる。