暑いので、涼しげな氷彫刻のお話

あぢぃ~

東京の現場に採寸打ち合わせに行ってきましたが、建築室内は空調がまだなので、暑いこと。毎年、暑さがひどくなってるよう。オリンピック選手、屋外競技はきついだろうな。

当工房の地域は、まだ緑が多い田舎なので体感温度が少し下がりますが、海を目指してくる人たちで車が渋滞します。海は砂浜焼けて素足では歩けません。あまりにも暑すぎると、海に来る人も逆に少なくなると言っとりました。

と言うわけで、見た感じだけでも涼しげな氷彫刻、昔の写真を何点か。

自分らが制作していた氷彫刻は大きなサイズでした。ライオンが装飾のなにか持ち上げてるこちらは高さが3mくらい。

 

凱旋門、高さ4mくらい、凱旋門は彫刻が細かいので写真見てもよくわからんので、雰囲気で彫った記憶あります。

大きな氷彫刻は4~5名で彫って、設置します。

そして演出が終わる、6時間後くらいに撤去。パーティーが終わるのが21~22時くらいでしたので、終電を気にしながら撤去して、会社へ戻って24時近くの終電車で帰宅、通勤1時間40分くらいだったので、26時くらいに帰宅して、翌朝9時30分から仕事のために、8時前には家を出ていました。若いってそれだけで才能。

こんな感じが月に20日間くらい、パーティーのない土曜日の5日間くらいは夕方に帰れました。土曜日はお休みではありません。

今でしたらブラックでしょうが当時は若かったし、そんな感じの仕事時間はよくあることでした。

 

 

彫刻するのは50畳くらいの大きな冷蔵庫の中、温度はマイナス10度くらい。

夏は30度として気温差が40度あるので、夏ほどぐったり。でも夏はより忙しいです。

高さ2,5mくらいのインディアン、腕は別で彫ってホテルのパーティー会場で着けます。

氷の留め方、着け方はそれぞれノウハウあります。木組みと同じやり方。

きつくて、もうだめだ、と思っていた毎日でしたが、今はやり切って本当に良かったと思います。

あれだけきついと先輩、同僚、後輩は戦友なんで、今でも交流できていることに感謝。