間仕切りのエッチングガラスの海亀、彫刻中。
今回は２枚のガラスを重ねて、前後のガラスにご希望のカップルの海亀やハワイ風景を彫刻しています。
亀って目ん玉、けっこう怖いんですよ。可愛い亀の絵は、目ん玉丸く描いていますが、丸ではありません。それにうろこ状の頭や首、手足などけっこう重装備です。あと口元が特殊。
ですのでサンドブラストだけの技法で彫っただけでは表現がプアになるので、細かい模様技法と陰影で表現します。
子供の頃に亀を飼うのが流行って、飼っていました。あの時代は一人一匹って感じでした。ミドリ亀より前、クサガメと思います。臭いからクサガメ。日本古来のイシガメは今は絶滅危惧種です。
弟が冬眠させてあげると言って、手拭いでぐるぐる巻きにして押し入れの使わない布団の下奥へ入れ、翌春見たらエジプトのミイラが出てきました。
翌年はやはり水の中なんだな、と飼っていた灯油缶に沈めて、上から石を乗せて冬眠させ、翌春、甲羅だけになってました。
小学校１年と幼稚園のころの兄弟の思い出。亀さん、ありがとう、そしてごめんなさい。
毎度、派手目のアートガラスを載せていますが、仕事では写真のようなくもりガラスも、当然やっています。
自分は今日は１０枚、ガラスをケシます。半分ケシ、半分透明のボカシ。
くもりもムラなくケス、ってコツ要るんですよ。
