植物のエッチングガラス、洗面台の間仕切りに設置完了です。大きさは約60cmxH90cmくらい。
今回はガラスを留める枠の木材が材料がそのままでしたので、カットしてビスで留めましたが、枠材をきれいに取り付けるのは、とても気を使う作業です。
左右縦部分2本を寸法より1ミリほど大きく切ります。これがぴったり寸法で切ると、まず短くなります。
少し大きい材料を、そのままでは当然入りませんので、中央部分を弓状に引っ張りながら入れ込みます。この作業を繰り返せば、隙間なく枠はぴったりと納まります。
でも多くは予備の材料は置いてはいないので、寸法よりも空間部分に枠を当てて鉛筆でラインをなぞって切る方がお薦め。
スケールで測る作業、慣れていても結構メモリ、読み違いはあるもんです。
同じエッチングガラスでも角度、光の入り方で見え方が違います。
これが夜間ですとまた違う。
枠カット、ビス穴あけ、枠止めで作業の85%、これをしっかりこなせば、ガラスを入れ込むのはそれほど時間はかかりません。
最終は枠とガラスの間にマスキングして、コーキングというガラス埋め材で埋めれば完成。これが15%の作業。
おっと、あと気を付けるのは、前後の枠を留める小さなビス、これを前後同じ位置に合わせておかないと、美しく見えません。
ガラスやミラーの取付は、けっこう細かいノウハウや決まりがありますが、すべて現場での実践で覚えます。