エッチング彫刻の状態は白っぽいくもりガラス色状ですので、多くの場合は薬品加工して艶を出したり、陰影を出したり、そのガラスデザインにあった加工をします。
今回は輸入ガラスベースにロゴを深く彫りましたが、そのままでは弱く目立ちませんので、白色を彩色しました。
ベースのアンバー色のガラスに白がよく浮き立ち、品良く目立つようになりました。
こちらが彫ったままのくもり状態。
今一つ、アンバー色のガラスと同化して弱いです。
並行して制作中の彩色ガラス、これはミラーベースです。
異形でワイド2,4mほどあり、一色でなくグラデーションなので工夫して土台を作り、ミラーをレイアウトしました。ミラー原寸出し、カットだけでもひと仕事。
ここまでミラー異形カットと彩色で7日間。
手作業と感覚なので、グラデーション難しいっす。彩色したばかりと色が固定された時の色が微妙に違うので、予想をしながらの作業。5色使っています。
この後、表面にクリア光沢加工をします。今 格闘中のアートガラスのベースになります。