今回の飾り枠は植物的な抽象デザインで、柔らかいイメージです。
店舗に間仕切りエッチングガラスで落ち着いた雰囲気の店内ですので、飾り枠も大人っぽい方向です。
マスキングを剥いて、最終仕上げに入ります。
大きさは約70センチx1.1mくらい。
マスキングを剥く前の彫った状態。この状態から薬品処理をしていきます。
制作中にHZ社HR氏から以前打ち合わせていた飾り枠が決定との連絡があり、そちらはヨーロッパ調のデザインです。
飾り枠のデザインは時代や好みが様々で正解はないので、デザイン決定まで希望デザインを描き、進めていきます。
並行して進めている家紋、古~いケシガラスが割れたので再制作ですが、昭和の中頃はケシ1の粗さが荒いですが、現在ケシの粗さは細かいので、同じような質感にはなりません。
家紋はこの仕事をしていくと必ず要望はありますが、数百種類あり細かい部分が微妙に違います。でも若いころから家紋は興味があったので、好きな分野です。
今、デザイン起こし中の家紋。
家紋の本、自分はもう30年前くらいに買いましたが、常に変わる分野ではないので十分活用しています。
自分の家の家紋と知り合いの家紋が同じだと、なんか親近感があります。