エッチング彫刻ガラスを石の間に差し込んで留めるガラスのお墓。
今回はガラスワイドは30センチくらい、高さは70センチくらいですが、厚さは15ミリと厚いガラスを使っています。
ご希望でクリアなスワロフスキーをちりばめました。
今回はオリジナルの形のガラスです。ガラスの全体像。
このような形をガラス業界では変形ではなくて「異形」と言います。
今回は右側が多く石にのみこむので、ガラスだけですとデザインは左に寄っています。
最近はコンピューターで書いた図面が多いのですが、このような各部分のアール寸法がバラバラな場合、原寸のベニヤ型を作って合わせたほうが確かです。
原寸型ベニヤをガラスメーカーへ送れば、合わせてくれます。
それに我々はコンピューターは疎い。仕事もそれぞれが一点物なので、ハンドカットでないと微調整が出来ません。
小さなデザインを拡大、例えばデザインが20センチで制作物が2mの場合10倍になるので、1ミリが1センチ、2ミリが2センチの狂いが出るので、微調整は大切。
人の手でカットしていくので、停電しても晴れの昼間だったらカットは大丈夫。