アートガラス(マンション・ホテル・アートガラス)

神戸のマンションラウンジに設置されるアートガラスと壁への留め方を試行錯誤中。錯誤のほうが多いかも。

壁に数十個の葉っぱのようなガラスを、接着剤を極力使わずに留める、という内容。ですのでボルトをガラスに付けて壁に差し込む、という方法を試作していますが、ガラスとボルトは完全に透明に接着したい、との希望。

透明接着は特殊な接着剤を使えば、問題ありません。この特殊な接着剤はお店でもアマゾンでも売っていません。

毎日アートガラスの制作をしていても、設置現場や使用目的は初めての場所なので、設置方法も様々です。建築アートガラスでは安全第一を基本に、設置部分を出来るだけ見えないようにという事が要望されます。

写真の大きなアートミラーはホテルのアートミラー、横8m、木の額縁でとまっているイメージですが、自作の金物で壁にミラーを吊るして接着し、額縁は後から壁に留めています。

このくらい長いと壁に直接ミラーを貼ってしまうと歪みが出ますので、吊るして固定のほうがきれいに安全に納まります。

工房内では、24000個のスワロフスキー接着中。

大きなガラスは2400x1800ミリで180㎏なんで、中央の接着が腹ばいできつい。

全体の70%くらいまで来ました。

180キロだと安全に運ぶのには最少6名ですが力持ちがいっぱいいるんで、自分は船頭出来て助かります。