店舗に設置されるバラのアートガラス、エッチングガラス3枚、急ぎで依頼がありました。
建築などの場合、様々な計画が遅れて予定よりも製作期間が短い場合が多々あります。一番のネックは内装の場合、アートガラスの寸法が決まるのが一番最後となる場合。
初めからガラス寸法を決めていく場合が大半ですが、壁や家具などの決定寸法が不安な場合は、現場からガラス決定寸法が飛んでくることが遅い場合があります。
今回はワイド80センチ、高さ1,１ｍのガラスが3枚です。同じデザインが3枚なので、制作時間的にはまだ助かります。
バラのまわりを2本のラインで楕円希望でしたが楕円はハンドカットの場合、一本ならまだしも2本平行になる場合、まずラインが踊ります。
ラインがきれいにならない場合「踊る」と言います。
そこできれいに高級感が出るような、オリジナルの細かい模様の出番。2本の楕円加工とお値段は変わりません。注文者、設計、制作者、WIN WINです。
丸をハンドカットする場合は、自作の大きなコンパスや治具でカットできますが、楕円はハンドカットですので、慣れないと難しいです。
