幾何学アートミラー(店舗・ホテルアートミラー)

ダークミラーを裏表からサンドブラストで幾何学模様を抜き、表を部分的にけして裏からLEDで煽る壁面アートミラー、やっと完成で設置しました。他の仕事と並行なので、かなりタイトな工程。

高さは1,8m、ワイドは1,6mくらいが4面、約7mくらいで、左右の壁に設置。

このくらいの量ですと大事を見て2日間で施工します。今回は5階でエレベーターに3センチくらいの隙間で乗ったので良かったですが、エレベーターに入らないときは手上げです。

夏のビルの階段はエアコンがないので、非常にきついので良かったです。

アートガラスで幾何学の仕様は様々ありますが、下の写真はステンドグラスをカットして、鉄の装飾枠に留めた仕事。枠の中間にガラスが浮いているような特殊な留め方。

特殊な留め方は通常の2倍、手間はかかります。また変形なのでガラスを合わせるのが、ひと仕事。理想は隙間が2ミリほどです。

この仕事の場合は、装飾の鉄枠がとても重い。男4名でやっと移動できる重さ。

力持ちほど、職人は腰を痛めます。力が足りないときは人に声をかけて重さが分散できますが、力持ちほど一人で重いものを持ってしまうので、グキッ、コ・コシが~!ってなっちゃいますので、重いものは人数に余裕があるくらいがいいです。

土工の職人さんは穴を掘るのが最初は非常にゆっくり目に見えますが、最後までペースが落ちず、結果素人よりも早く穴を掘ります。

素人は最初に100近いパワーで挑むのですぐにバテてしまう、と以前に雑談で教えてもらいました。

上のアートガラスは延べ11名のメンバーでの施工でした。安全に設置するためには、そのくらいの人数は必要です。