ガラス墓(納骨堂アートガラス)

3か月に1度くらいでアートガラス、エッチングガラスを施工した納骨堂へ、家名を彫刻したガラスを設置しに行きます。早いものでもう10年間くらい経ちます。

ここの納骨堂は尼寺ですので全員女性の方々で、優しく気心もわかっていますので居心地の良い現場です。

仏像はガラスの無垢、固まりで大きさは80センチくらいある大きなもの。重さは300キロくらいあります。ここまでお手製のリフトで5名で手上げしました。そりゃ、重いこと。相手がガラスなので、ガラス屋でも大騒ぎ。

背面の小さな仏像、高さ10センチくらいもガラス無垢、しかも顔の表情の出来が素晴らしいこと。ガラスの仏像は台湾で作りました。この大きさは日本では無理です。

当工房は背面と土台のハスのエッチングガラス、そしてガラスのベース台。

ガラスのベース台は図面がないので、形つくりからちょっと苦労しました。

このような分野は日本人のDNAで、楽しい分野であります。昨今はガラスを取り入れることも目立ってきました。

1000人分の納骨スペースですが、もう900人くらい家名入れたのかな。月日が経つのは早いです。

2階建てで左右に当社のエッチング扉が1000枚。ここに彫刻した家名を設置します。

全体がアートガラスで暗くなく、とても居心地の良い空間です。