オリンピックメダルエッチングガラス

紹介では大きなアートガラスやステンドグラスが中心になってしまいますが、小さなアートガラスも制作しています。

写真資料を探して目につきました、冬季長野オリンピックのメダルの試作。

残念ながら、採用にはなりませんでしたが、楽しく制作できた記憶があります。

彫刻することよりも、このガラス素材を作る方が大変でした。日本ではこのような小さな加工ガラス材は諸外国に比べて、苦労します。

日本は「木と土と紙」の文化は世界一と思いますが、ガラスはやはりアメリカがすごい。

 

1998年だったんですねぇ~。早いものです。この時代は工房は鎌倉でした。

このシンボルマークは素敵、前の東京オリンピックの日の丸のシンボルマークは超素晴らしかったので、その後、札幌、長野、そして2020東京のシンボルマークは苦労したのが分かります。

長野オリンピックのメダル試作していた時には、その後リーマンショックや3,11の大地震、そして今回のパンデミックなど、予想もしなかったですが、生きていくといろいろな出来事が起こりますね。

年配の方が言っていましたが、「世界大戦時の大和玉砕や硫黄島に比べたら、大丈夫だよ」

地獄を見た方は強いっす。でもできれば見たくないっす。