20数年ぶりのクローバー、間仕切りエッチングガラス、4枚納品完了です。高さは38センチx巾1,6mです。
ガラスの小口は通常平らに磨きますが、今回は緩やかなアーチ状磨き=かまぼこ磨きです。
20数年前は鎌倉での工房時代、制作担当者が今回も担当してくれたので、同じ出来でうれしい、と責任者の社長からお褒めの電話を頂き、ありがとうございます。
くもりベースのガラスにエッチング彫刻をしたままですと、同じくもりの質感なので彫った部分が目立たなくなります。
ですのでデザインや仕様に合わせて、様々な工夫をしていきます。
今回は立体的彫刻、艶がある薬品処理でくもりベースに浮き上がっているように見えると思います。
あっという間に12月、歴史的な暗黒の1年があっという間に過ぎていきます。
皆それぞれに大変な時代、先日ファッションアートの先輩ご夫妻が、「大変な時代、でも負けるわけにはいかない」と聞いて、生き方の覚悟が強く伝わってきました。
「負けない」でなく「負けるわけにはいかない」
挑んでゆく姿勢に、こちらも教えられます。