油絵画家が絵を描き、職人が絵を焼きステンドを組んでいった、最高な時代のアンティークステンドグラスの一部をご紹介。
4連作の天使、1830年ころの制作ですので、100年年どころか200年近く前でした。高さは170センチほどあり、素晴らしいです。
4連の1枚、ステンド名画の本の表紙になるくらい、素晴らしい。
一部の顔のアップ、このような西洋の顔は日本人ではなかなか描けません。
モチーフで一番難しいのが人、それも顔。生まれて無意識に毎日見ているので、自国の顔以外はなかなか描けません。
髪の毛の白い部分は描きているのでなくて、濃い色で描いて削っています。
ですので、ステンドグラスの絵付け技法は絵画の技法とはまるで違います。
このステンドグラスは藤沢にあり、有料ですがコーヒー付きで観覧できます。これ以外に多くのアンティークステンドがチャペルの中にあります。すべて素晴らしいです。
我々が初めて、修復して工事を担当したアンティークステンドの仕事です。ものすごく緊張して取り組んだ思い出多いチャペルです。