和のステンドグラス (建築・店舗・住宅ステンドグラス)

ステンドグラスは主に洋風イメージですが、日本の昔々、100年近く前にはヨーロッパやアメリカで技術を取得して、国内でステンドグラスを制作し始めた先人達がいます。

この丸いステンドは古いヨーロッパ調の明治期の建物に設置されていた古いステンドクラスをレプリカで制作したものです。

デザインは戦時色が強いみたいで、日露戦争で勝利して喜んでいるデザインのようです。大きな太陽が日の丸っぽいです。

大きさは70センチほどでしたが、絵付け技法が全面で思い切り、描きこんでいます。

こちらも和のステンドグラス。

草木にキジが2羽でスズメが3羽、障子のようにガラスのピースはシンプルですが、絵付けはこちらも描きこんでいます。

この時は鉛線をあえて黒くしなくて、鉛のままで経年経過の色にしたいとのことでした。制作から時間が経っているので、どのような経年色になったか、興味があります。

今回は絵付け技法でのステンドグラスご紹介ですが、ガラスピースでの和のデザインも素敵です。