和 アートガラス (店舗・住宅間仕切りエッチングガラス)

麻の葉文様のサンドブラスト加工、強化ガラス12ミリに彫刻です。

このような幾何学できっちりとしたリズムの模様はイメージ以上にエネルギーが必要です。ラインの交差や角度の違いなど気を遣う部分が多い分、思った以上の時間もかかります。

左の白い部分はドアからの外光、この日は天気が良かったので工房内からの写真、申し訳ありません。

ハンドカットで制作中、真ん中を残しているのには大きな理由はありません。各自どのようにカットするかはその日やその物件で、気分です。

日本の文様は美しい。この文様を寸分の狂いなく指物で作る職人さんに比べたら、まだまだガラスは楽ですが、それでも大変。

幾何学でも下の写真のような曲線仕様のほうが違うエネルギーを使いますが、まだ安心感は大きいであります。

仮に1ミリラインがずれても、このような模様では違和感がありません。上の麻の葉文様で1ミリずれたら、気になっちゃいます。

クリムトの絵からイメージした模様、なんとも心地良い模様と思います。