以前に制作した、ニッカのステンドグラスを取り付けた写真を設計家の方から頂きました。ありがとうございます。
我々は取付けをする場合は、まだ建築や店舗内装は完成していないことが大半で、どちらかというと最後の仕事なので、現場はごった返していることも多いです。
ですので、このような完成した綺麗な写真を見せていただくと、うれしいです。
ニッカのステンドグラスが2枚入ることで、レトロ感いっぱいにタイムスリップしました。ニッカの大きなステンドグラスは、余市のニッカ蒸留所にありますが、思った以上に大きなステンドグラスですよ。
行けたのは夏でしたが、今はもう深い雪なんでしょう。見る人も作る人も、楽しいステンドグラスでした。
「雪の日が好きなのは、ものみなすべてが無口になるからだ・・・」
資料を整理していて、自分が氷彫刻からエッチングガラスのアートガラスへ移った時期に見た、アメリカのアートグラスの本にあった、「ZANPA ザンパ」という工房のエッチングガラスです。
もう30数年前になりますが、そのころのアートガラス業界はまだまだ技法や情報が少ない時代でしたので、この表現技法はうらやましかったです。
試行錯誤しながら、いろいろな表現技法を行ってきましたが、30数年前には不明だったこのアートガラスの写真の表現技法は出来るようになった現在、懐かしい写真です。
自分にとって、エッチングガラス、アートガラスで初期に影響を受けた1枚です。