ガラスストーン彫刻(建築アートガラス)

この度の台風で被害にあわれた方々、お見舞い申し上げます。体調などに留意してお過ごしください。

早く元の生活に戻れるようお祈り申し上げます。

 

先週、PCを新しくバージョンアップして、PCに詳しくなく得意でない自分は扱い方がまた初めから教えてもらわないと細かい部分がわかりません。う~ん、めんどい。

写真を整理してもらっていて、30年前くらいの懐かしい彫刻写真がありました。

ガラスで石のような質感、ビルの外壁に使われて現在は製造が終わってしまった旭硝子の製品でした。これが彫れないこと、彫れないこと。

彫りやすいのは適度に硬い材質で、一見固そうに見えても内部が柔らかいものは、サンドブラストの砂が弾かれてしまって、なかなか彫れません。

この世界地図を3ミリ彫り下げるのに、60センチ角で丸5日間くらいかかりました。まっ平に彫るため、全体に砂を当てないとならないので、体力とテクニックでかなりシビアな加工でした。

これも写真整理で出てきた、自分が教えてもらって初めて彫ったエッチングガラス。

今の工房の前の前、アートガラス制作会社の試用期間初日に、教えてもらって3日間かけて彫りましたよ。もうその会社はありません。

教えてくれたのは初日の午前中、あとは自由にやってください、と懐かしいです。もう30数年も前、早いもんです。

彫っている部分を見ると、戸惑っているのがわかります。

このエッチングガラスから始まったんですね~。