30cm角のガラスに2段彫りの熱帯魚を泳がせて、開放感を出したエッチングガラスです。

彫刻の技法は、比較的に基本の2段彫りと言うシンプルなもの、ですので濃淡を出して表情を付けています。

エッチングガラスの彫刻技法は、シルエットを彫る平彫り、それを2回繰り返す2段彫り、段々に彫る段彫り、立体的に彫る肉彫り、という大まかな4パターンですが、時間をかけて細かく段々に彫ればよいか、と言えば、そうでないところが難しいところです。

第一印象でかなり決まってしまうので、インパクトがあるように考えていくように注意しています。

 

この小さな3枚のエッチングガラスがセットされて、部屋全体の印象や空気感がさわやかな開放感が出てきました。

同じ魚でも、こちらは照明用のアートガラス。幼児向けにデザインしたマンボウです。

幼児向けデザイン、形も柔らかく丸みが好まれますが、目がお友達。全体的に擬人化。

子供の頃に大丈夫だった虫は、絵本などではお友達デザインの虫から入るので虫はお友達。絵本の虫は擬人化していますのでお友達。

小さな子ほど、虫に~さんつけていますが、段々と成長してきてジィ~と虫見て、「こいつは友達なんかじゃない・・・」とある日気づくんです。

そうやって、彼や彼女らは大人の階段を上がってゆくわけね。そしてかつてお友達だった虫は、殺虫剤などでやっつけられるわけです。