エッチングガラス南国 (住宅・店舗エッチングガラスアート)

いや~、午後2時くらいになると、工房の屋根や壁が焼けて室内の厚いこと、エアコンの効きも弱くなります。もう異常気象などとは言えず、これが日本の夏、ってなるんでしょうな。

常夏、南国が好きな方もこの湿度、湿気にはグロッキー。

ハワイでよく見る極楽鳥花もハワイの路地でよく見ますが、ものすごいきれいなオレンジと立派な茎と花で生命力がやはり違います。

以前に制作したプルメリアの花と同じシリーズ。30cmくらいですが、部屋に1~2枚あるだけで空間が豊かになります。

こちらはリビングドア、両開きの観音ドアに南国柄のエッチングガラス、ベースがくもりです。

海を表現したい場合は、水平線に島影を加えることで、海のイメージになり、空間も奥に広がります。

若い頃は、夏は海。夏と言えども、もっと気温は低く体力もあるので、わざと肌を焼いて後日痛がって、かゆくなって皮膚を剥くのが快感だったりしました。もう素朴な青年達。でも宝物の思い出でもあります。

今はもう夏は山、高原。

17歳から数年、仲間10数名で山奥の小屋で1週間ほどこもっていましたが、真夜中、真っ暗な中、歩いて1時間の麓までひとりずつ下山して、また戻るという肝試しを開催。行かないメンバーはその一年間、弱虫の称号が与えられます。

本当に真っ暗な山の中、全員怖いのですが、誰が先にやめることを言い出すか、その駆け引きです。本当に山奥、ひとり下山はヤバイです。

「ハハハ、こんな子供じみたこと、くだらない」 毎年YSが言い出し、結局一度も肝試しは実行されませんでした。皆、内心ホッとしながら、YSは一年間、弱虫の称号。ですので毎日、弱虫と言われてます。

満天の星を見てると、すべての存在、消滅など哲学的な想いがわいてきます。

流れ星が消える前に、お願いを。

「死んでも元気でいますようにっと!」