装飾のエッチングガラス(飾りアートガラス)

夏本番、というか暑っちぃこと。本日、ガラスパーテイションを新宿に取り付けに行ったTU君とMさん、軽い熱中症で頭痛してるんで早上がり。取り付け現場はエアコンないと、それはもうヘヴィーです。

花火大会の他、地域ではいろいろな町でお祭りしてます。こちらは地方の山車の装飾のエッチングガラス。このシリーズ8枚ほどの1枚。大きさは40cm角ほどですので、可能な限り、表情など出しました。小さいから楽、なのではありません。

どなたでしょう?・・・

このような和風のデザインはやはり日本人なので好きです。

若い頃、ガラス文化の中心ヨーロッパのデザインや仕様を追いかけてきましたが、こりゃ~とても追いつかないな、と落ち込みました。本場のヨーロッパ文化、ものすごいんだもの。

しかしフランス・ナンシーのガレの工房跡の美術館に行ったときに、アールヌーボは日本の浮世絵やナンシーに派遣された高島北海の日本文化に影響されてスタート、と知り、それ以来日本的な技法や仕様を根本にすればいいのだ、とわかり、楽になりました。

20年ほど前HRさんに教えてもらい、お元気だった着物の辻ヶ花の久保田一竹先生にお会いできたときにも、この話を質問したら、「日本人を根本にしなさい」とアドバイスされたことも宝物になってます。

一竹先生、60歳から認められて「自分は300歳まで生きて妖怪になり、辻が花の着物を創るんだよ」て80歳過ぎの先生はおっしゃってました。

河口湖、久保田一竹美術館、お勧めですよ。辻が花の着物、素晴らしいを超越してもう、宇宙です。

「若い頃は夢を追いかけ、大人になったら生き方を追いかけなさい」・・・ハイ!