マンションアートガラス(建築アートガラス)

打ち合わせ中のマンションエントランス、アートガラスの試作。

制作は来年ですが、先に販売カタログやHPに掲載するために、デザインだけではなくて質感をパース屋さんが把握するために、早い時期から動き出すことが、マンションアートガラスではあります。

今回は2枚重ねで、古都なのでスタートは和柄の印象イメージでしたが、最終イメージはブルーのグラデーションベースにイエローのスワロフスキーとサンドブラスト彫刻で組み立てることになりました。

ブルーのベースは3色、クリアミラーに彩色加工しています。今回は発色がきれいに出てくれました。本番は2mほどなのできれいに発色してくれることを願います。手塗りなので大きな面積はムラなくきれいにグラデーションを出すことがなかなか難しい加工です。

試作やモックアップを作って写真を撮って情報も書いておかないと、時間が経過すると記憶は薄れます。

今回はイエロースワロを濃淡3色。

スワロフスキーをアートガラスに使うことが多いですが、大半は散らばせます。くっつけるとかえるの卵状態になってしまいますが、スワロでレース模様を作ったときには、くっつけないといけませんでした。

これワイド2mくらいありました。

模様をスワロでレイアウトする場合はあれこれ自分らで方法を考えますが、このようなクリアのガラスベースでは下に原寸デザインを敷けばいいので、まだ楽です。

大変なのはミラーベースなど、原寸下絵が透けて見えない場合。この場合はクリアガラスベースより何倍も手間がかかります。

アートガラスでスワロフスキーの接着加工のノウハウを持っておくと、表現が広がりますよ。進行中の星空、小さな面積のガラスですが1ミリ~2ミリほどのスワロフスキーで表現しようかと思っています。キラキラ星になります。

♪キラァ~キラァ~ほしよぉ~♪。・・・両手を広げて歌った純粋な幼稚園のころ、急に思い出しました。