エッチングガラスサイン(建築・店舗ガラスサイン)

デザイン的に看板をガラスで制作する仕様は多くなってくる傾向です。ガラスで作るとカッコいいですが、安全対策はしっかりと考えなければいけません。場所や仕様などでガラスを強化加工や飛散防止フィルム貼り、合わせガラスなど様々な仕様がありますが、安全対策をすれば安心です。

今回は外部に面しているガラスだけで立つ自立という仕様です。この場合は絶対に強化ガラスにしなければ大きな風圧に耐えれません。ガラスだけでも良いのですが、小口に物が当たっても安心なように5ミリのステンレスを接着しています。

5月の空は気持ちがいいです。郊外なのでなおさらです。その分、朝出発が早いので眠いですが。

地面はコンクリートで中に20cmほどガラスを差し込む鉄枠が入っています。見えるガラスの高さの少なくとも10分の1はのみこませなければしっかりとガラスは自立しません。

自立させるために専用の発泡剤を12個入れます。厚さ2cm、ワイド1,7m 高さ2,2m 重量は180キロなので6名仕事。持ち上げるだけなら力持ち2名でできますが、持ち上げて移動してガラスを1センチ空きで差し込むので、すこし力の余裕がないと角当てて強化ガラスが爆発しちゃう。強化ガラスは角が弱点。角さえカバーすればとても強いガラスです。

工房内では大きく感じたガラスも広い敷地では大きさが実感できなくなりますが、大きくて重いことには変わりません。

このガラスサインは高さ3mで重さ500キロくらいあったんで、「ガラスサイン取り付け大変だったランキング」でベスト3に入ります。